心の傷を持つという人はかなり多いと思います。
トラウマといっても良いかもしれませんが、通常に生きていても何年も引きずるということもあり、癒すこと自体が難しいように感じることもあるかもしれません。
しかし決してそのようなこともなく、心の傷はもともと癒えるようになっているんですね。
まず心の傷とは何でしょうか?
過去に何かのイベントなどがあって、それを受け取ったときに感じたことから発生したことは間違いないといえます。
ただ問題はその受け取り方ですね。
野球のピッチャーでも打ち取ったことは意外と覚えていなくて、打たれたことは覚えているということが多いと思いますが、ある種の被害者意識のようなものも心の傷とは関係しているといえると思います。
その結果
・そのイベントを無意識に思い出してしまう
・そのイベントと似たことがあるときも思い出してしまう
・そのイベントの映像が勝手に出てきてまた嫌な気持ちになる
ということも多いのではないかと思います。
そもそも宇宙では時間が流れるという現象があり、人間はそれを止めることはできません。
そして時間が流れるということは物質的なもの、半物質的なものを含めて絶対に形態を維持できないということなんですね。
ちなみに記憶、感情、思考も半物質に該当するので形態を維持することはできません。
そしてあらゆる物質もいつかはすべて消滅し土に還るわけで、無効化するのが見てとれます。
つまり心の傷も本当は時間が経過するごとに癒されているわけで、肉体や心にはもともとデフォルトですべての人がその機能を持っているんですね。
ですので心などは今この瞬間も心の傷を癒そうとしてくれているというわけです。
心の傷といったときに、そのイベントがあって、そのイベントに対して
・脳がとらえる
・過去の記憶などと照らし合わせる
・特定の感情を発生させる
・そのイベントを特定の感情をまとった状態で思い出すようになる
というような手順が心の傷の発生サイクルです。
ですので心の傷というのは
・記憶
・感情領域
といったところに主な原因があるというわけです。
ただし思い出すときは、自身自体のエネルギーや気が弱っている可能性もあるので、
・オーラ
・思考形態
・感情領域
・チャクラ
というところも合わせてクリーニングするべきだと思います。
ちなみにこのエネルギーは以下のページでお渡ししています。
心の傷についていろいろな意見もネットにもあるでしょう。
そしてこれまでの時間の感覚もあって、心の傷は癒えることはないのではないかと何となく思っている人もいるのではないでしょうか?
心の傷が癒えないのはこの思いこそが最大の原因なんですね。
自分が心の傷を癒さないと決定しているわけで、ここをまず緩めないと癒されることもありません。
よく考えてみてください。
・心の傷の対象は今ここには一切存在しないこと
・もう二度と同じような体験もしないかもしれないこと
・心の傷はあくまでも過去の幻想であり、あなたのほうが決定権も力もはるかにあること
この思いを逆にしっかりと持ってほしいわけです。
心の傷を癒す方法として自分でもできることはいくつかあります。
面倒でも本気ならやってみてほしいと思いますね。
・祝詞を毎日唱える
・自分で感じる勇気の出る言葉を毎日口に出す
祝詞は大祓詞や祓詞でも大丈夫ですし、般若心経でも問題ありません。
自身をきれいにしていくことができます。
そして小説などで勇気が出るなぁと感じる箇所だけでも良いので、しっかりと姿勢を正して声に出して毎日読むようにします。
言葉というのはやはり人間の持つ強力な力ですので、過去の自分に勝つ上では欠かせない戦力なんですね。
その他には一緒にいると元気の出る人がいれば、その人と仲良くするだけでも勇気のエネルギーをもらえるのでこれも効果は高いでしょう。
ただしエネルギーというのはきっかけです。
たとえば自転車に乗れない人が最初は補助輪をつけて走行に慣れていき、慣れればいつか外さないといけませんね。
それと同じようにエネルギーで楽になってきたときに、
・もう心の傷は問題ない
・もう心の傷で苦しむことはない
・もう心の傷には負けることはない
・これからは楽しく生きるのだ
というように自分で決定をしなければいけません。
この決定こそが人間の究極の力なんですね。
やれると思ったことはできるようになっている宇宙の法則が厳然とあるんですね。
心の傷を感じるたびに、上書きするかのように決定をしていけば良いというわけです。