人生ではさまざまなことに対して決断しなければいけないときがあります。
しかしそれに対して迷いが出てきて、決断できないということも少なくないという人もいるでしょう。
迷いというのはある意味で決断の尺度をもっていない状態を指すので、まずはいくつかの観点から尺度を設定するというようにしていきましょう。
人生では迷いというものがさまざまなシーンで出てきますね。
たとえば今回は例として若いころに一生の仕事を選択するということにしましょう。
新卒での会社選びというイメージになるでしょうか?
内定を2つもらえました。
・給与水準が高いけども自分の本当にやりたいことではない職種
・給与水準は低いけどもよりやりたいことができそうな企業
という2つだとしましょう。
非常に迷いますね(笑)。
もちろん人事の人などと話をしたり、会社訪問で現場の情報なども他にあるでしょう。
ですが、迷うというのは判断の尺度がないからといえますね。
要するに決断する基準を持てていないという状態を指します。
つまりここでまず重要なことは、自分の本当に求めているものをよく考えるということです。
新卒なので、本当はどうなっていきたいのかを考えるということですね。
私だとお金よりもやりがい重視派なので迷わずに2つめの内定を取ります。
即座に1つめに断りの連絡を入れますね。
さまざまなシーンで迷いが出て決断できないのはまず決断の尺度がないことが原因といって良いです。
たいていの成功者にはこの決断の基準のようなものがあります。
たとえば先ほどの新卒の例でいいますと、その後以下のようになったとしましょう。
・入社してたしかにやりがいはあった
・しかし給与が低めでしかも残業も多かった
・数年して体力的に続けられないようになった
成功者はこのような状況になっても一定の成果を収めたと表現します。
というのもやりがいを得られたことで当初の目的は果たしました。
しかもその企業で数年間はその職種の経験を積めたわけです。
その後、たとえば同じ職種で転職する、あるいは別の仕事の経験を積んで仕事の経験をミックスさせていきその後の人生の発展の土台はできたというようにもいえますね。
ですので基準がしっかりとあれば失敗することも少なくなるというわけですね。
何かやろうとするときに、何のためにするのかという目的はしっかりと持つ癖をつけていきましょう。
もちろん人生というのは仕事だけではありません。
恋愛、結婚、お金、子供や家族のことなどさまざまなシーンがありますし、それぞれに決断のときもやってくるでしょう。
ただ仕事1つに対して先ほどのように決断の基準を持つのも良いですが、あなたの人生のコンセプト自体を持っておくというのはさらに重要です。
その人生を貫くコンセプトからすべてを決断していくというのも良い方法です。
要するに何のために生きるのかということですし、何を重視するのかというように考えても良いでしょう。
たとえば
・温かい家庭を持ちたい
・好きな人と結婚したい
・お金持ちになりたい
・やりたい仕事をしたい
・人にできないことができる能力が欲しい
たとえば温かい家庭を持ちたいということを最大に重視するのであれば、キャリア、キャリアと考えないでそれなりの収入で、休日もあって、給与の上昇よりも安定を重視すれば良いですね。
ですので転勤が少なく、残業も少ないところが良いでしょうし、それよりも大事なことは温かい性格の配偶者を見つけることが大事です。
人にできないことができるようになりたいのであれば、まず自分の本当に奥底でなりたい自分を特定し、その方面の研究をスタートさせないといけません。
そのジャンルが稼げるジャンルであれば良いですが、そうでなければある程度結婚や収入の安定性なども捨てないといけないということもあるでしょう。
迷いをなくす基準をしっかりと持てれば人生全般で決断が格段に速くなります。
しかも失敗ということが圧倒的に減っていきます。
というのも最初から自分の中での成功という定義に沿った決断をするようになるからです。
物を購入するときなども迷いが出やすいのですが、このような場合でも自分の基準をしっかりと持っておくと迷いは減りますね。
・値段と品質のバランス重視
・値段よりも品質重視
・品質よりも値段重視
ちなみに私だと安物が嫌いなので2つめですが、人生全般の基準からこのような細かい基準も設定しておくと良いですね。
たとえば温かい家庭という基準が人生にあるのであれば、温かいが最大に重要なので、たとえば品質にこだわると出費が多くなりその分の労働時間の損失になります。
ですので品質に大きな問題がなければ値段の安さをメインに購入していくというような感じですね。
人生の成功というのはそれぞれの人が決めることです。
たとえば人から見てすごくビジネスで成功していても、家庭が暗いという人も結構多いわけで、この場合本人がビジネスよりも家庭を重視するのであればその人生は失敗と認定しているかもしれません。
何のために生きるのかということは戦略のように明確に持つということが今回のお話でした。
一応私もこのように考えつつも、気功をやるので内容によっては
・断易で調べることもある
・迷いの対象に気を入れて正しく判断できる土壌を設定する
・あるいは祝詞で迷いの奥底から理想の答えが出るようにする
というようにして決定することもあります。
3つめの方法について正式リリースはしていないですが、依頼してくれれば祝詞をおかけすることもできますので、該当するときはご相談いただいても大丈夫です。