喪失感というのもしばしば感じてしまう辛いものの1つですね。
喪失感というのは感情と事実とが一致しない、ずれているときに起きる現象なのですが、それを合わせることで現状と合わせることができるようになり解消されていきます。
人間には思考、感情というものがありますが、たいていの辛いものは感情由来のものが多いんですね。
たとえば恋人と別れたというときに、感情のほうはまだ恋人と付き合っている時期から変化や修正をできていないわけです。
ですが実際にはもうその恋人と会うこともないと思考などはわかっている。
そして思考は仕事などの日常に集中していかないといけないこともわかっている。
それにもかかわらずに感情はときどき恋人を思い出すようになり、それを感じたときに喪失感が出てくるというわけです。
感情というのは実は時間が現在と合わないことが多いんですね。
たとえばみなさんも過去本気で苦しかったことを思い出してみましょう。
まだ胸がつかえるような感覚のある人も多いのではないでしょうか?
感情領域ではそのことは実はまだあなたの中では終わっていないんですね。
感情や思考というのはそれぞれ関係する脳の箇所も違うので、思考から感情のコントロールをするのは実は難しいんですね。
よく地縛霊などといわれますが、このようなことも実際にあって、数百年も前にネガティブな強い感情を持ったまま亡くなった人の感情だけがその場所にまだ残っているということもあるんですね。
とはいえ人間の肉体や精神にはデフォルトでネガティブを解消したり、埋めてしまうという機能がついています。
ですので今は辛いかもしれませんが、別のことに集中していれば自動的に喪失感の辛さもなくなっていきます。
喪失感と向き合うべきだという考え方もあるかもしれません。
しかしそれはすでに過去についての感情をより強化するということになるので、非論理的だと思います。
すでに過去についての感情、つまり喪失感はもうここにはないわけです。
ですので感情や思考を事実に沿って合わせることが正解なのであり、やるべきは中和すること、つまり忘れることというわけです。
その中和化は誰もができることとして別のことに集中して、喪失感に関することも考えない、感じないようにするということです。
これは逃げるということではありません。
真理に沿って意識的に中和化するという主体的なものであり、人間の武器というわけです。
アロマでは感情にアクセスできるというようにされていますし、私もそう考えています。
感情というのは一度形成されれば思考でアクセスもできるにしても解消するのは大変なこともあります。
この場合は嗅覚から脳の感情領域にアクセスして解消するのも良い方法です。
アロマには喪失感などさまざまな感情に対応する匂いの種類もありますが、他に線香なども感情にアクセスできます。
嗅覚に心地よい匂いを当てていくと感情も落ち着いてくるので、この原理も利用するようにしましょう。
喪失感をはじめとしてすべての辛いなどの痛みを伴うことというのは、何かの思考形態のエラーを含むからといえます。
宇宙ではすべてのものが生誕してから常時変化し、すべて消滅するようにもともとプログラムされています。
それと逆らう思考をするとやがて鉄槌を受けるようになります。
・好きな恋人とずっと一緒にいたい
・幸せで現在の状況がずっと続いてほしい
ずっと、変わらないというのは事実にはないので遅かれ早かれその間違いについての痛みを受けるというわけですね。
私もときどきこの過ちをしてしまうのですが、状況が変わったときに思考が間違えていたことにあらためて気づかされます。
人間の生きる目的はこの事実を認め、事実に沿って考える存在になるためなんですね。
喪失感というのは対象をそれだけ大事に考えていたということの証ではありますが、大事に考えてしまうが故にしっぺ返しもあるということですね。
いつも思いますが、実に真理とは苦く厳しいものです。
喪失感は脳のある箇所、そして感情領域などに特にエラーがある状態です。
これは気功である程度解消することができます。
前提としては本人が喪失感を乗り越える意思があることですが、もしその条件を満たす場合には喪失感を乗り越えるエネルギーをお渡しすることもできます。
こちらで列挙しているエネルギーと同じく喪失感解消というようなエネルギーとなります。
お申込みいただければお渡しさせていただきます。