厄除けといえばみなさんはどのようなイメージを持つでしょうか?
仏教では苦厄という言葉もあるのですが、厄にも意外な意味があるのですが、今回は厄について説明をしていきます。
厄というのはよく厄年といわれるあの厄のことですね。
厄除けというのは「災厄を寄せ付けないようにすること」というような意味になります。
この意味を聞いて鋭い人だとすぐに何かわかるかもしれませんね。
そうなんですね。
厄というのは外からの災難という意味がメインなんですね。
つまり苦厄と苦というのは主に自分を原因として苦しみという意味なのに対して、厄とは外からの原因ということで実はまったく違うんですね。
本当は苦厄除けをできれば一番影響が及ぶ範囲が広いのでしょうけども、厄除けは特に外からの災難除けというようなニュアンスというわけです。
八方除けということをしてくれる神社もあるわけですが、八方除けというのはあらゆる方角からの厄災をよけるという意味になります。
つまり厄除けと八方除けとはニュアンスは同じと考えても良いということになりますね。
ちなみに八方というとどうしても気学の八卦を連想するのですが、案外古来双方に影響や交流もあったのかもしれませんね。
八卦も八方位をきれいにして運を上げるという目的なのでまず似ていると考えても差し支えないかと思いますね。
厄除けといいますと
・お守り、護符
・神社やお寺での祈願
・お札を自宅に設置する
・パワーストーンなどのアクセサリーを携帯する
というような方法が多いと思います。
どれでも良いので自分に合った方法を採用すると良いと思いますね。
たとえば神社などだと厄除けの専用の祝詞などがあって、お祓いのようにして参加し、その場でその祝詞などで祓ってくれるという感じになると思います。
ただ参加後にすぐに「本当に厄除けになっているのか?」というように疑問を持つとすぐに厄をまた呼ぶようなネガティブをためてしまうので、リラックスして厄がなくなったと思いつつ帰宅するほうが良いと思いますね。
気持ちが何かすっきりしたような感覚が祓われた特徴です。
厄除けといえば一般的には
・男性は25歳、42歳、61歳が本厄(その前後の歳が前厄と後厄)
・女性は19歳、33歳、37歳、61歳が本厄(その前後の歳が前厄と後厄)
となっていることが多いと思います。
だいたいこのような年齢に厄がくることが多いよということなのですが、これでも問題ないですが、四柱推命のできる方だと運気の下がる年の年始などに厄除けしても良いのかもしれませんね。
ただ四柱推命を勉強していなくても、生年月日を打ち込むと運気の流れが出てくるようなサイトもあるのでそちらで漠然とこのくらいの時期の少し前に厄除けしようというのでも効果的なこともあります。
従って厄年など以外でも厄除けしてもらうこともできるし、やってもらっても良いということもいえますね。
厄除けの祈祷などは大安にしかダメという人もいますが、特にこだわらないで良いと思いますね。
そもそも大安と厄の思想自体は流派が違うので、あまり神経質にならなくても構いません。
大安などは六曜といって中国発祥の暦とされます。
どうしても厄除けをしたいものの仕事などで本人不在というようなこともありますが、この場合も神社やお寺では本人の名前などを記載したりすることで厄除けをしてもらえることもあります。
不在なので効果はどうなのだろうと思う方もいるかもしれませんが、私も検証したのですが本人不在でも効果はそう変わりませんので心配する必要もないと思いますね。
茅の輪くぐりをしたので厄除けができたと考える人もいるかもしれませんが、茅の輪くぐりでは主に自身の罪穢れを祓うという目的なので、外からくる厄が十分に祓えたとはいえないと思いますね。
どちらかといえば罪穢れなので苦を祓ったというニュアンスになるかと思います。
厄除けを特に得意とされる神仏もたしかにおられます。
しかしどの神仏も人間の厄を祓うくらいはごく簡単に行えますので、どの神仏が良いのかと考える必要もありません。
どの神仏でも余裕で厄は祓ってもらえます。
私も厄除けはときどきやることもあります。
主に祝詞とエネルギーですね。
ちなみに
こちらのページでも厄除けのエネルギーをCDに封入してお渡しするということも承っておりますので、興味のある方は検討してみてください。
ただ再生していくだけなので楽ではないかと思います。