気学という占いをご存知でしょうか?
気学は群馬県で開発されたものとされ、実際にやってみるとすごく当たるんですね。
気学って効果ないというようにいわれることもあるのですが、今回はその理由について紹介したいと思います。
気学というのは簡単にいえば八卦を元にした開運法です。
明治時代末期に園田真次郎先生が気学としてまとめあげたとされています。
いきなり八卦について非常に大事なことをいいますと、八卦にはあなたの環境についての運命の情報がすべて入っています。
・乾(天) 天とのつながり
・兌(沢) 物事の完成
・離(火) 活気、景気、現世利益
・震(雷) 物事の始まり
・巽(風) 人間関係
・坎(水) 精神の安定など
・艮(山) 不幸の終了、厄の終了
・坤(地) 努力する心
足りないものがあればこのような方角に行って玉埋め、お土取りなどを行ったりします。
通常の占いといえばただ運命を知るだけにとどまることも多いわけですが、この気学というのは最初から運命を変えていこうというアイデア、志向性があるのでかなりおすすめなんですね。
このように気学にはその人に足りないものがあってそれを補おうというところがあるわけですが、吉方位に行くと良いことが起きる、凶方位を犯すと悪いことが起きるというところもあります。
そこで気学って当たらないというように思う人の多くが、吉方位に行ったりしても何も良いこともなかったということではないかと思うんですね。
でも凶方位を犯すとその人は結構な確率でネガティブなことが起きたりします。
これって嫌ですよね。
なぜこのような嫌な現象が起きるのでしょうか?
気学で吉方位を取っても良いことが起きない、逆に凶方位を犯すと悪いことはたしかにあるというのはよくある話です。
笑い話のようですが、実際によくありますね。
この現象は何が原因なのでしょうか?
たとえば吉方位を取ります。
このときにこう思っていないでしょうか、
・良いことが起きればいいなぁ
・良いことはないかもしれない
このような思いこそ吉方位の効果をそいでいるといえるんですね。
では凶方位は犯すと凶が実際に起きるのはなぜでしょうか?
・悪いことが起きるかもしれない
・いやかなりの確率で悪いことが起きるだろう
というように凶方位だと意識していることが原因というわけです。
皮肉なもので、吉方位も凶方位も意識しているのは良くないところもあるということなんですね。
では正解はどうなるでしょうか?
いつも言っています。
私はいつも運がいい、ただそう思っているだけで吉方位も凶方位もまったく無知であるかのように意識もしないということなんです。
これが難しいんですね。
吉方位だと調べてわかってしまうと、どうしてもその方位に行くと吉方位なので来たと意識してしまうんですね。
この意識の重要性は実はすべての占いでの最も重要なポイントともいえ、ぜひ練習してほしいですね。
まとめればシンプルですが無邪気ということです。
気学でもう1つ効果がない人に多いのが自身のエネルギーが汚れているということです。
これもよくお話ししていますね。
八卦というのはいわばそれぞれの人の環境です。
人間関係、努力できる環境があるかなどですね。
それらがたとえパーフェクトになっても、その中心にいる人が汚れているとその良い八卦のエネルギーもその人がはじくようになるので届かないというわけですね。
たとえば人間関係がきれいでも、
・アドバイス?ノーサンキュー!
・付き合い?ノーサンキュー
・人の話?聞きたくない!
・金運?いや私はどうせお金持ちになれないよ!
このような場合にその人の開運になるわけもありませんね。
私は断易もやりますが、よくあるのが運の悪いときに断易をやるとよく卦が正しい情報を出してこないということです。
運の悪いときに特に断易をやるわけで、これは困った現象です(笑)。
この現象は基本的に気学でもあって、気学で吉方位を取っても効果がないというときにそのときの運が足りていないということも実際にかなり多いです。
運の悪いときに悪い判断をしがちなように、気学でも似た現象はあるということですね。
重要なことですが、運命というのは
・空間(方位など)
・時間(タイミングなど)
の2方面を考えないといけません。
私は昔方位を気にしていましたが、今は正直いって方位をほぼまったく意識せずに生活しています。
というのも方位というのは解除する方法がある程度あるからなんですね。
こちらのオフィシャルサイトで八卦という項目がありますが、これで気学をしていることにかなり近い状態にもっていくように設定をしています。
ですので気学は信じているけども、いちいちその方位に行ったりしたくないという人はご検討いただきたいと思います。