人生には転換期というのがあります。
人生の流れを解く上では、東洋だと四柱推命、西洋だと西洋占星術が最高なのかな?と思うのですが、今回は四柱推命での人生の転換期について説明をしたいと思います。
以前別のページで四柱推命について少し触れました。
空亡についてでした。
空亡の過ごし方!空亡でやってはいけないたった1つのこととは?
今回はその続きのようなニュアンスもあります。
四柱推命では生年月日を元にして、そこから人生の流れを読んでいきます。
このときに生年月日から命式というのを出しますが、これは固定化されています。
しかしその後にその命式の人は生きていく中で時間が経過していきます。
そしてあるときは活気にあふれ、あるときは失意を感じてとなりますが、このような時間の流れを要素を表現するのに
・歳運
・大運
という概念を用います。
歳運というのは毎年変わる年齢のようなものだと理解してもらうと良いです。
ですので短期的に見ると当たり前ですが、四柱推命的には毎年新しい運になっていくと考えることができます。
ただしこの歳運よりも四柱推命で圧倒的に重視するといって良いのが大運というものです。
大運というのはたとえば生年月日で生誕時から最初の大運のスタート時期が出てきます。
このスタート年を立運(りつうん)といいます。
たとえば立運が7歳だと
・7歳から16歳
・17歳から26歳
・27歳から36歳
・37歳から46歳
というように10年ごとに大きな運命の変わり目がくるということになります。
この大運というのも細かくは前の5年間、そして後ろの5年間とでまた区別されて微妙に違う運命になるのですが、そのために今回まず知ってほしいのは人間の運命というのは
・10年
・5年
・1年
という周期で転換期を迎えているということです。
では大運で人生の流れはどのように変わるのでしょうか?
先に行っておくと大運で当然吉凶というのはありますが、前提は何かが変わるということです。
男性だと仕事、女性だと恋愛なども多いです。
たとえば私の例でいいますと
・学校を転校した
・大学受験で第二志望校に全力で努力して合格した
・就職したものの挫折して退職した
・独立した
などというような感じですね。
親の設定してくれたレールに乗って(親のレールの設定はむしろ感謝していてその後の人生をむしろポジティブにしてくれました)、それに挫折して、そのまま人生で流れのまま独立することになったという感じがよくわかります(笑)。
大運というのはこのように人生の転換期、もっといえばステージ自体が変わるというように理解しても良いかもしれません。
以前空亡の動画で空亡は怖くないという話をしたと思いますが、今日はその続きを少しお話しします。
我々が検証した感じでは、空亡よりも
・大運
・歳運
この2つが相剋関係になった年が危ないように思います。
過去に総理大臣なども検証していったときにばっちりと当たっていました。
ただネガティブにとらえても良いのですが、美空ひばりさんなどはこの凶の年にむしろ苦しい思いをしてその後の人生をかえって発展させていき、国民的歌手になっていたということもあります。
つまり凶の年というのは実際には存在せず、その後の人生の修正時期なのだろうと思うのです。
ですのでやはり意識しないで生きてほしいというわけですね(笑)。
細かく計算して「あー2年後だ!」などと生きているほうがどうかしています(笑)。
四柱推命では歳運、大運、そして命式、さらに立運なども無料でネット上で計算してくれるところは多いです。
ですのですぐに何歳が転換期なのかはすぐにわかるはずです。
ひょっとしたら今年が大きな転換期なんてこともあるかもしれませんが(笑)、1年、5年、10年という転換期があるということを知ってどのようにその少し前の時期に準備などをしていくべきでしょうか?
ただ私自身の経験からするとたいていステージが変わるのは他に道がなく仕方なくそっちの方向に行ったという感じのものが圧倒的に多いんですね。
ですので本来準備などはしても仕方がないところもあります。
ある程度流れに逆らわずに流されるというのも大事な心構えなんですね。
ただ私の経験からすると方向転換しなければいけないような転換期が来たとしてもまずその道を選択するときに
・人よりも詳しいことがあるかどうか?
・もっといえば人に販売できるレベルの知識があるかどうか?
というのは非常に大事だと思っています。
これからの時代、売る側と売れない人との格差はより開いていくと思うのですが、趣味、仕事などで熱く研究したというような分野が1つ、できれば2つほど欲しいところですね。
ちなみに私も新しい趣味は常時といっても良いほどに今も探しています。
釣りでも良いでしょうし、極端にいえばゲームでもありですし、自分では当たり前のレベルのことでもきっとそれを聞きたいという人はいるものなんですね。
転換期に転職が必要となっても、そのノウハウで転職できたりすることもありますし、また私のように会社はもうとなったときに独立する助けになったりもしますので、何かに取り組むというのはとても生きる上で大事だということはお伝えしたいと思います。
四柱推命で日々の結果が出てきて、でも当たっていないという人もかなり多いと思います。
年間でもそうかもしれません。
四柱推命というのはそもそも宿命を読む学問だといって良いと思うのですが、現代人はこの宿命にも到達せずに生きている人が相当な割合いるんですね。
つまり自分の能力を生かせていないとかそういうことです。
潜在的にもっと自分、周囲の人、環境に能力があるのに、それを生かせないまま低空飛行をしていっているということだと思います。
これって非常に残念だと思うんですね。
この最たる原因はいつもいっていますが、
・神経質
・気にしすぎ
・ネガティブ思考
・ネガティブな感情
・心配、不安、恐れ
などだといって良いです。
自分を守ろうとしすぎて力んで、本来の力を出せていないということだといえるかと思います。
これもいつも言っていますね。
リラックスして、あえて警戒もせず、未来も心配せず、ただ人生の瞬間瞬間にゆったりと意識をおき楽しめば四柱推命通りの人生にはすぐになっていくわけです。