占い師として開業してもさっぱり売上や収入につながらずにやめていったり、周囲の人だけ占うということになる人は実際には非常に多いです。
占い師としての能力はあっても売れっ子になるまでいかないという人も非常に多いわけですが、その最たる理由は1にも2にも集客力にあります。
まず非常に重要なことではありますが、売れっ子占い師というのは決して特別に的中率が高く当たる占い師と一致しないということです。
少し語弊はあるのですが、当たるから売れっ子になったのではなく、むしろ売れっ子なので当たるようになったというように順番が逆ということを言いたいのです。
私の知っている名前も公開していないような占い師というのは一般のお客さんを絶対に受けないで、市議会議員や政治家、タレントしか受けないというような人もいます。
この占い師というのは恐ろしいほどに的中率が高く、過去もスパッと当ててしまわれます。
私の場合、20年以上も過去にどの方角を向いているときに自転車で転倒して手をすりむく怪我をしたのかも当てられて占い師の端くれとしてその技術には驚いた記憶があります。
その怪我をしたことでトラウマを作り、その後の運命の何割かを決めていたというのもまったく感知していなかったのですが、すぐに修正してから運命が好転したという記憶もあります。
その代わりに鑑定料は恐ろしく高額で、一回の鑑定でちょっとした中古車は簡単に買えるほどになります。
売れっ子占い師になるには
・扱う占いのジャンルもたしかに重要ではある
・しかし膨大な鑑定経験を積むことではじめて的中率が上がる
・その結果本当の意味で売れっ子占い師になる
というようなイメージとは逆の工程を踏むということを意識しないといけません。
ここでまず質問を受けやすい売れっ子占い師になるためにどの占いを勉強すれば良いのかということですが、この質問を思うこと自体売れっ子になるのと本質がずれてしまう点もあります。
つまりこの質問をする時点で実は売れっ子占い師になる可能性が低いということがあるのです。
というのも占い師というのは未来を感じる感覚やセンスをもっていないといけないので、すぐに質問してしまうというのはそのセンスを持たないことを証明してしまいます。
また本当の占い師が扱う占いを知ったとしても日本でそれを勉強するのは多分不可能だと思います。
日本に伝わる占いというのは実は一部で、中国や西洋ではまだ日本にはない占いも結構あります。
しかもそのような占いの的中率は驚くほどのもので、取れる内容には驚嘆してしまうようなこともあります。
また非常にもどかしいのが、私も中国の先生にそのような日本にはない占いを勉強させてもらったのですが、あまりに難解で挫折したという経緯もあります。
そのためわかりやすく伝える指導者がいないという占いはいくら的中率が高いものでも、まだ簡単に参入するというほどにはハードルは低くないと考えると良いでしょう。
また日本で売れっ子占い師になるのにこのような希少価値のある占いを何も習得するのが必須というわけではありません。
むしろ現実的に考えると四柱推命、タロットのような日本でも知られているもので、その占いの知名度の力も借りた上で売れっ子になっていくというほうが良いかと思います。
そもそも占いというのは命式、卦、ホロスコープなどだけの情報を仮に正確に読めれば良いというわけではありません。
そこはスタートラインに立ったというだけであり、それ以外の相手の潜在意識の動きにも敏感になり、たとえば卦以上の情報も把握した上で対応するということも必要となります。
ですので売れっ子占い師になるという意味では、自分に合った占いを選ぶというほうがはるかに重要だといえるでしょう。
占いも種類にもよりますが、そう簡単に習得できるものというのはありません。
場合によっては国家資格なみに難しいものもありますが、たいていの人は開業した後の集客のことまで考えていないというのが現状なのです。
その結果、いよいよ占い師として開業できるまで腕が上がっても、さてどうやって集客して収入につなげていこうというときにさっぱり何をすれば良いのかわからないということになります。
そこでよくあるのが占い師募集などと検索して、占いサイトに登録することです。
試験、面接もあるところも多いのですが、採用されたとしても実際に指名されるまでは収入にはなりません。
そのため登録していても収入はゼロという人もいるのです。
単純に占いサイトのようなプラットホームに登録して「看板」を出していてもそう甘くもないという事情があるということです。
昔からある方法で売れっ子占い師に弟子入りすると売れっ子占い師になれるのではというものがあります。
これは結論からいいますと最も手っ取り早い方法だと思います。
私もそのような人を何人か知っていますが、親の資産を遺産として引き継ぎぐようにして成果が出るのはかなり早いといっても良いです。
しかしデメリットもいくつかあります。
・そもそも売れっ子占い師に弟子入りするのは縁がないとかなり難しいこと
・仮に縁があっても弟子入りするのに費用がかなりかかることが多いこと
このようなことから売れっ子占い師に弟子入りすること自体がそもそもすごいことなのです。
たいていは門前払いとなるでしょうし、話を聞いてもらえても費用はかなり用意しておく必要があると思います。
売れっ子占い師さんも昔かなり苦労して名声を得てきたわけで、その教授、そして地盤のようなものまで渡すとなるとその立場に立って考えるとかなりの費用を請求して当然という気持ちも理解できるのではないでしょうか?
貯金などが相当ないとあまり採用できる方法ではないかもしれません。
もちろん縁などがあればまず挑戦してほしい方法ではあります。
売れっ子占い師といえば
・売れっ子占い師のお弟子さん
・テレビや雑誌に出ている
というのはよく見かけるかと思いますが、実際に一介の占い師がその立場になるにはかなり難しいといえます。
有名占い師の弟子になるには相当な費用も縁も必要となるでしょうし、テレビや雑誌に出るというのもそもそももともと売れっ子占い師だったのでスカウトされたというように順序が逆といって良いかと思います。
このような方法で売れっ子占い師になるにはものすごく運が良くないといけないというようなニュアンスもあるわけで、特にもともと有名という人以外は現実的な別の方法で売れっ子占い師を目指すべきだと考えています。
売れっ子占い師になるために何が必要でしょうか?
・超アクセスの多いブログやサイト
・超アクセスの多いツイッター(超フォロワーさんが多い)
・超アクセスの多いユーチューブチャンネル
これらを想像する人も多いかもしれませんが、これらは二次的だといって良いかと思います。
つまり超アクセスの多いというようになるその前に必要なものがあるということですね。
売れっ子占い師になるには占いの腕、口コミ、評判の前に絶対といって良いほどに持っている特性のようなものがあります。
腕があるので口コミが立ち、売れっ子占い師になったというわけではないと思うのです。
その前に持つ特性としてはズバリ自分のブランドです。
つまり自分をブランド化する能力、スキルです。
占い師として売れっ子になるかどうかというのは腕、スキルは持っていてある意味で当然として、ブランド化するというようなマーケティング能力を持つことが絶対に必要だと思います。
占い師というのはどうしても精神的な側面に興味を持つのですが、リアルなお金や社会ということに関心を持たない傾向があると思います。
このようなことではダメで、ダブルコンピューターのように精神と人や社会やお金というような総合的な視点を絶対に持たないとそう簡単には成功しないと思います。
ブランド化ということができれば、多数いる占い師に埋もれないので良い意味で目立ち、お客さんに把握、認知されやすいです。
すごいかも、信頼できるかもと思われてはじめて口コミ、評判が立つ可能性が出て、そして一層経験を積むことで腕やスキルも上がり、一層ブランド化につながり、売れっ子占い師になるという道筋ができてきます。
売れっ子占い師を目指す上で集客方法というのはいくつかあります。
・占い師サイトに登録する
・ココナラに登録して仕事を受ける
・占い師として店を開設する
・ツイッターに登録する
・アメブロなどでブログを開く
・インスタグラムを開設する
・ピンタレストを開設する
・ユーチューブで動画をアップする
・アマゾンで本を出版する
おそらくただ漫然とこれらをしてもほとんどの場合は収入にはなりません。
たとえば占い師サイトも試験、面接などを受けて仮に採用されても、集客して指名を受けて業務を受けないと収入にならないというシステムのところが多いです。
ココナラでも料金も設定できたりもしますが、占い師といえば17000名を超える(2020年7月現在)ようなものすごい人数の登録があります。
そのような人数で仕事を何件受けることができるでしょうか?
顧客側に回って気持ちを理解しましょう。
みなさんも転職のときにハローワークや転職サイトで仕事検索をしたことはないでしょうか?
条件が合う企業などで検索しても量が多すぎて嫌になったということはないでしょうか?
最後は適当に面接の申込をしたり、あるいは嫌になって検索をやめたりしたことはないでしょうか?
このような気持ちと似た顧客に選ばれないといけないのが占い師の実際でもあります。
そこで勝負するというのも1つですが、私ならば誰もいない土壌で勝負したいです。
ライバルもいないところで宣伝ができれば勝つのは最初から決まっています。
競争する必要性もないですし、システムを形成してしまえばあとは待つだけでOKです。
アマゾンで本の出版をしても、ツイッターをしても、インスタグラムをしても、他のあらゆるツールをしたとしても決定的に欠けているものがあれば誰もその人の話を聞きたいとも思わないのです。
そうです。
本当に売れっ子占い師としての必要なものとは人を引き付ける何かということなのです。
逆にそれを手にすれば本を出せば勝手に売れるでしょうし、ツイッターのフォロワーもアクションをしなくても増えていきます。
さてブランド化するといっても意味もわからないという人も多いのではないでしょうか?
簡単にいいますとまったく同じバッグがあったとして、無名の近所の工場が出荷したものと、世界的に有名なブランド企業が発売するのとではまったく販売力が違うはずです。
ここをよく分析すれば良いだけです。
法則がわかればあとはそれを占い師として真似していけば良いのです。
まずまったく同じバッグであるにもかかわらずにほしいと思わせる何かがブランド企業にはあるわけです。
もちろんブランド企業も何十年とかけてそれを形成してきたわけですが、占い師というのはそこまでになるにはもっと簡単なはずです。
正直いって占い師も一定以上のスキルや水準になると判断できることもそう大差ありません。
しかし売れっ子占い師であれば1時間〇〇万円となり、そうでなければ1時間数千円と価格に大きな違いもあります。
さらに安い価格で占いをしているので良いことをしたと思っていても、安いので相談者は外れているところもあるだろうと軽く見てアドバイスに全面的に賛同しないで採用しないまま行動してしまうかもしれません。
このような違いは、要するに誰が話をしているのかということが究極的なポイントです。
売れっ子占い師には同じことを話していても、この人がいうのだからという説得力、発信力のようなものを持つというわけです。
それは集客力にダイレクトに影響してきます。
本を出版してもすぐに売れるのと、しばらくまったく売れないというような違うを生むというわけです。
相談者はあなたのことを知らない
相談者はあなたの的中率を知らない
相談者はあなたが占いのときに感じる感覚を知らない
相談者はあなたの思想や考え方を知らない、知っていても共感しているとは限らない
相談者は他の相談者があなたに相談してどの程度満足したのかを知らない
そして相談者はあなたという存在にブランド力を感じていない
このようなところは非常に大きな決定的といっても良い売れっ子占い師になるかどうかの違いといって良いでしょう。
ブランド力というのは要するに実績でもあります。
実績といってもいろいろとありますが、あなたが鑑定件数10000件などといってもそう簡単に信用する人もいないでしょう。
そのようなことを信頼させるという仕組みを用意しなければいけないというわけです。
売れっ子占い師になるにはこのあたり、そしてもう少しツールを使うことでブランド化をある意味自動的に強制的に行う仕組みというのを研究していくべきだと思うのです。