風水では八卦鏡というものを使い改善を図ります。
八卦鏡というのをご存知な方も多いかもしれませんが、八卦鏡をうまく使うことで住人の運気が上がるということも十分にありえます。
今回は一般の人が八卦鏡をうまく使う方法について紹介したいと思います。
八卦鏡というのは
・邪気を跳ね返す
・マイナスの気を跳ね返す
・あるいは悪い気を吸収する
というような機能があるとされています。
八卦というのはバランスの中のバランスであり、陰陽五行の最奥の奥義でもあります。
八卦鏡は基本的によくやるのは玄関に設置するということです。
玄関は家の基本中の基本であり、最も重要なところでもあります。
その玄関を八卦鏡の設置で手当てしてしまおうということですね。
八卦鏡というのは向きが一応あるので、そこだけ意識してください。
鏡のあるほうが今回は表ということでお話ししていきます。
・フックのようなものにかける
・あるいは台のようなものに置いて設置する
など置き方に決まりはありません。
ただ置くときに鏡に住人が映りにくいような高さに設置するのが基本です。
八卦鏡だけではありませんが、鏡全般に2枚の鏡を向き合わせて設置するのは絶対にやめましょう。
これは不幸のエネルギーを増幅させるとされているからです。
これは特に守ってください。
よくいわれるのが鏡と鏡とを向き合わせて設置することで霊道ができるということですね。
よくわからないという人でも鏡と鏡とを向き合わせたところにいると不思議な感覚になるかと思いますが、その感覚がやがていろいろなマイナスを招き寄せるということになっていきます。
八卦鏡は基本的にどこの部屋に設置しても構いません。
ある御宅だと新築の建築中に、家の土台に設置したと聞いたこともありますが、そこまでしなくても良いでしょう。
仮に割れたときにもう外すのも難しいので、この場合にはあとから気功でエネルギーを加えれば済むので取り外しのときのことも考えて設置するほうが家を管理する上では良いかもしれません。
トイレ、寝室は風水的に邪気がたまりやすいといわれますので、八卦鏡をこのような場所に設置しようという人もいるかもしれません。
トイレだとトイレから外に表を向けて設置するということを行います。
またトイレだと八卦鏡以外にも生きた植物にいてもらうことで邪気を吸ってきれいにしてもらうというような方法もあります。
ただ寝室は八卦鏡だけでなく、鏡の設置自体をしないほうが良いとする説もあります。
女性だと姿見の鏡を設置しているということも多いかもしれませんが、鏡にエネルギーを吸われるという現象もあるので実はあまり良くはないんですね。
寝室だとカバーをかけるなど一工夫するほうが良いかと思います。
ですので寝室から外に向けて八卦鏡を設置するときも寝るときだけカバーをかけるなどとしても良いでしょう。
以前別のページで鬼門、裏鬼門について説明しました。
この鬼門、裏鬼門の方位に八卦鏡を外に向けて設置するというのはありではないかと思います。
鬼門などはどちらかといえば外からくる不幸というところもあるので、外に向けて設置するのは合理的だと思うんですね。
ただ住人がネガティブ思考をして八卦鏡を超えて不幸を招かないようにしてくださいね(笑)。
八卦鏡はまず玄関となりますが、そのほかに
・よその建物でとがった角が自分の家に向かっている方位
・電線や電柱の見える方位
・お墓、病院、高圧鉄線などの見える方位
というところに鏡面を外に向けて設置すると善いでしょう。
地方だと比較的庭があるので、玄関の外の門もあり、そこにも八卦鏡も設置できるというようなこともあります。
都市部だと疑問もなく玄関の下駄箱付近でしょうとなりますが、このように門にも八卦鏡が設置できるのであればどちらがベストでしょうか?
ただ門に八卦鏡があって、その門の向こうの家があるときにその相手の家が落ち着かない環境になることもあるんですね。
この点ではやはり玄関内のほうが良いのかなとも思いますね。
もちろん門の向こうのかなり遠くにしか家はないというときには門に設置したほうが良いのかもしれませんが、距離はよく考えて設置していきましょう。
処分するときには鏡を割ってから捨てるようにします。
ただよく晴れた陽の気の強い日に割るという作法もあります。
この他に八卦鏡キーホルダーというのもありますね。
これは携帯するのでお守りのようなニュアンスになりますが、携帯することで災難除けになるというような意味になります。
基本は鏡を自分の外に向けて持つというようにするので、カバンやポケットなどにその方向になるように持つようにします。