疫病神も貧乏神とともによく日本人には追い払う対象とされます。
疫病神というのは現代ではトラブルを招く存在、厄介事を持ってくる存在といわれますが、実際の意味はどのようなものになっているのでしょうか?
古代日本では病気を見えない存在がもたらすものと考えられてきました。
科学、医学が発達した今ではウイルスなどというように病気の原因が特定されているので疫病神の存在感も薄れたといって良いかと思います。
ですので現代でよく使われるように、疫病神というのは厄介事を持ってくる存在という意味ではないということになります。
疫病神の姿はよくわからないとされますが、たとえば春日権現験記(かすがごんげんげんき)などでは姿が描かれています。
そこでは鬼のような姿をしています。
他に地方によっては老婆、老人といった人間のような姿をしているというようにもいわれています。
疫病神というのは時代によって流行病が出てくるたびにさまざまな宗派の先人が祓うという作業をしてきました。
その記録も残っています。
その中で疫病神を追い払う方法としてまずよく出てくるのは護符ですね。
現代でいうお守りのようなものだと思ってもらって良いかと思います。
増補 霊符の呪法
いつも推奨している霊符の本がありますが、疫病神を追い払うという意味ではやはり推奨できるので紹介させていただきます。
護符の他には祭祀といって儀式で追い払うという方法もいくつか伝わっていますが、正直複雑で個人でやるのはちょっと大変かもしれませんね。
疫病神がもし病気の原因とするならば、環境の問題もありえますが、主に自分のエネルギーの汚れがメインといえます。
そのため具体的には
・罪穢れ
・邪気
などを祓う必要があると思いますね。
以前厄除けの話をしたのですが、厄というのは外からやってくる不幸を指していましたね。
罪穢れとは?罪穢れを聞くだけでお祓いする動画
瞬間的に邪気を祓う方法
厄除けを自動的に行う方法
ですので厄除けではなく、お祓いなどを受けると疫病神に効果があるというようにいえるかと思います。
疫病神というときに迷信というように思う人も多いと思いますし、私も昔はそう思っていました。
ただ疫病神というようなものは実際に存在していて、個人にとりつくということはよくあるんですね。
当然ですが普通の健全な人にとりつく隙はないのですが、
・ストレスの多い人
・生活習慣が悪い人
・疲れを慢性的にためている人
などにはとりついていることもあります。
それが本物の疫病神なのかは別にして、ある種のエネルギー体といっても良いと思いますが、それを取り除くことはいたって簡単なんです。
こちらで良い指導霊をつけるというサービスを展開していますが、このときに最初にまずネガティブなエネルギーを削除してしまう作業を行います。
この段階で疫病神とそれに類するものはすべて出ていきますね。
さらにあとはストレスなどの疫病神を引き寄せるものをなるべく減らすともうあとは心配いりませんね。
疫病神を追い払うこと自体はほんの数分でも可能だと思います。
ただ貧乏神のときもお話ししましたようにまたつけないようにしなければ意味がありません。
現代では最大の疫病神を寄せ付ける原因といって良いのはストレスだと考えています。
ストレスというのは最大級に肉体のシステムを弱め、ある種の脆弱性を作ってしまいます。
特に自律神経にということですが、ストレスというのはなさすぎてもダメなのですが、ありすぎると非常に大きな運命の落とし穴を設定してしまいます。
自覚がある方はぜひストレスをなるべく減らそうというように生活していってほしいと思います。