今回は罪穢れの話をしたいと思います。
主に神道で出てくる概念といって良いのですが、罪穢れはまず運命に大きく影響が出てきます。
今回は罪穢れを祓うということも目的にしていて、生活の中に罪穢れをちょっとだけでも良いので意識していってほしいということで書きました。
まずそれぞれの概念を説明いたしますと、
罪
・わがまま
・心配
・不安
・恐れ
・自分さえ良ければ良いという考え
・その他のネガティブな精神要素すべて
穢れ
・罪が累積すること
・結果として元気がなくなり運命が悪くなること
というような感じになります。
明快な定義というのは意外となくて、あくまでも私なりの解釈ととらえてもらうほうが良いのかもしれません。
ちなみに穢れというのは「気が枯れる」からきているともされ、元気や気力などが少なくなっている原因を祓っておこうという意味もあるとされることもあります。
元気というと大したことのないもののように思えますが、実は運命と非常に大きな関係があるんですね。
オーラということの重要性はいつも言っていますが、このオーラには元気の有無も出てきているんですね。
つまり元気のないオーラは
・暗い
・冷たい
という特徴があります。
そしてオーラは磁石のようにその種類に応じた未来を引き寄せるのでした。
つまり元気のない暗いオーラというのは暗い未来を引き寄せ、明るいオーラは明るい未来を引き寄せます。
今回の罪穢れというのはお祓いすることでオーラも当然明るくなるので、未来も明るくなるということになりますね。
罪穢れというのは神社で定期的にお祓いしてくれるんですね。
毎年だいたい
・夏超の大祓(6月30日)
・年越の大祓(12月31日)
の年2回お祓いしてくれるんです。
ちなみに私もよく参加させていただいています。
内容は神社によって多少違うのですが、
・祓詞と大祓詞の奏上
・神主さまからの罪穢れのお祓い
・茅の輪くぐり
などはまず含まれているのではないでしょうか?
ちなみに当日どうしても参加できないときには形代といって人形に自分の名前を事前に届けておくと、その人形を通じて罪穢れのお祓いをしてくれます。
参加してみるとやっぱり気分がすっきりとしますね。
心が軽くなる感じはすごくあります。
6月、12月ともそれぞれその前の6ヵ月の期間の罪穢れを祓うということをしてくれるので、マイナスの累積を一旦そこでクリアにしてくれるということになります。
ただすべての神社で行っているわけではなく、事前にポスターなどに実施について書かれていたりするので参加できるかどうか確認しておくと良いでしょう。
大祓では昔は疫病にかからないようにという趣旨もあったようです。
江戸時代などは流行病もありましたからだと思います。
夏越の大祓では夏の前になるので暑くなって体力が落ちてくるのでお祓いしておこうという趣旨もあったと聞いたこともあります。
現代だと無病息災を祈願するという目的もあると思います。
ただ罪穢れを祓うことで私は当然開運の可能性もアップすると見ています。
今回は罪穢れをテーマにしてきました。
このテーマになると神道の本質に1つ触れたといえるかと思いますが、神道は特に祓い浄めを重視します。
厳密にいえば祓いと浄めというのは行う作業や効果は違います。
私もそれを知ったときに結構驚きました。
ですが1ついえるのはともに罪穢れのようなマイナスを取り払ってしまうということで良いと思います。