神社とお寺との違いについて今回はお話ししようと思います。
日本人だと知っているという話も多いのですが、中には知らないこともあるかもしれませんね。
神社というのは神道、お寺というのは仏教などの施設となります。
神社では神様、お寺では仏さまがいるというのは大きな違いです。
ここは知っているという人のほうが多いかもしれません。
参拝方法で大きく違うのは拍手の有無ですね。
神社だと
・一礼してお賽銭を入れる
・鈴を鳴らす
・二礼二拍手一礼する
というようになります。
しかしお寺だと拍手は基本的にしません。
・一礼してお賽銭を入れる
・参拝する
・最後に一礼する
一礼をして終わりですね。
ともに本殿に行く前に自身を浄める(清める)ことには違いありません。
・神社はお手水で手と口を浄める(清める)
・お寺ではお手水とともに常香炉があればその線香の煙を浴びてさらに浄める(清める)
というようにします。
ですのでお寺のほうが厳重なお浄め(お清め)をしてから本殿に行くということになりますね。
お寺というのはそもそも極楽往生といったメインの目的があるので、死後の極楽往生や現世についての願い事をするという時代もありました。
逆に神社は死後を想定しないというところもあり、基本的に現世についてのお願いをするということになります。
また神道は祓い浄めをメインとする思想もあるので、どちらかといえば願い事のマイナスをきれいにすることでプラスで満たすという考え方になるかと思います。
仏教だとあえていえばプラスを補うことでマイナスも消えていくという思想かな?とも思います。
お寺では仏像がありますし、そこに仏さまがおられるというのはすぐにわかりますね。
では神社はどうでしょうか?
一般的にご神体を見たことがあるという人はかなり少ないのではないかと思います。
神社では神様を鏡、剣、玉などをご神体として安置していることが多いんですね。
神道では死を穢れとするので喪中期間は神社参拝をしてはいけないというルールもあります。
一方で仏教では輪廻転生を教えに持つので特に喪中でも参拝してはいけないということもないとされています。
神社とお寺では実は理想的なお賽銭や金額というのもまったく違うんですね。
5円玉などで御縁がありますようにとやる人も多いようですが、実は神社とお寺とは神仏のエネルギーの質が違うのでお賽銭や金額も区別したほうが良いのですね。
ここは将来教材をリリースするかもしれませんので今回は中断しておきますね。
神社とお寺に一歩入った瞬間にみなさんどう感じますか?
雰囲気などがまったく違うことに気付かないでしょうか?
実は神様と仏様はまったく願い事や人間を別の見方で見ているというところがあるようなんですね。
つまり自分の願い事をどう見るのかによって今回は神社、お寺のどちらに参拝するべきなのかということもまったく変わってくるんですね。
ここ非常に重要なんですね。
今回は主に作法の話なのでこのあたりにしようと思いますが、ご利益を受けるということについていずれまた教材にまとめてリリースする構想もあるのでそのときに今回以外の話も踏まえて参拝していくとより良いかもしれませんね。