現代では先を読む力はあるほうが良いとされます。
私も昔はよくこの手の能力が欲しいと思い、そしていつしか占いなどの技術なども使うことで読めるようにある程度なり、知り合いの相談にも乗ったりしました。
そこで当時どのようなトレーニングをしていたのかについて今回は紹介したいと思います。
先を読むというのは基本的に予測なんですね。
占いもそうですし、断易などもその出来事に関わる人の潜在意識を読むということに他なりません。
従って何かの改善をすれば瞬間的に未来は変わります。
先を読むというときにまず必要となってくるのは経験、情報ですね。
たとえば仕事で先を読めるようになりたいというときに
・そのことに関する経験
・そのことに関する過去の流れの情報
などを獲得していくと、先はある程度読めるようになっていきますね。
先を読むというときに何かの特殊能力というように考える人もいるかもしれませんが、基本的にすべての人が毎日のように何かの予測をしているわけです。
たとえば通勤電車に乗るときに、どの車両がいつも混むのかなど情報があるので、そこを避けようとするなども一種の予測です。
また毎月だいたいこのあたりの時期は仕事が多くなるので、その前に仕事はある程度すっきりとさせておこうというのも予測ですね。
もっといえばたとえばはじめていく場所でドアを開けるというときにさえも、そのドアの形状や材質からどの程度の力が必要そうかなどを事前に無意識に予測した上で開いているんですね。
基本的にはすごく広範囲にすべての人が予測をして生きているというわけです。
ですので生きる年数が長くなるほど、さまざまな経験を積むほど先を読む力が自然に鍛えられるのは当然の帰結です。
もし意図的に先を読む力を鍛えたいというときには
・日常で何気なく予測をしてみる
・当たるかどうか結果を検証する
・なぜ外れたのかも考える
というようにしていくと良いでしょう。
私ならたとえばプロ野球の試合でよく予測をしていました。
野球ではピッチャーの出来がかなり大きく試合を左右するという前提に立ち、ピッチャーのボールを観察し、どちらが勝ちそうかを予測します。
3時間ほどしてその予測通りに勝敗がなったかなどを確認するという感じですね。
対象は何でも良いと思います。
・街にいればデート待ちの人を見て相手のルックスを予想する
・駅などで前を歩く人がどの電車に乗るのかを予測する
・電車にいる人がどの駅で降りるのか予測する
などですね。
デート待ちの人だと表情を観察し、性格を推定します。
ルックス、そして自分に自信があるタイプか、それとも大人しいタイプか、こだわりの強そうなタイプかなどですね。
ルックスから相手もイケメンだと要素が1つ出ても、自信がなさそうだと妥協するタイプなので相手のイケメン確率が下がったりしますね。
大人しいタイプだとそれほど好きではないタイプではないかもしれないなどと面白がって推測していくと良いでしょう。
慣れてくるとスマホをタップするときの手の動きなどで性格などもある程度わかるようになってきますし、その様子で何となく未来が読めたりもするはずです。
もし思考における推定でなく、明確な計算式のように未来を出して判断したいというのであればまず断易をおすすめしますね。
四柱推命だと全体の流れはわかっても、たとえば今取り組んでいるプロジェクトの結果などはわかりにくいです。
断易をやっていくと本当に先を読む力は鍛えられます。
完全定本 易占大全
一応断易で私がおすすめする本を紹介しておきますね。
未来というのはそもそも2種類あるんですね。
今回の予測から割り出すもの、そして確定したものです。
確定したものはそう簡単には割り出せないですが、少なくてもそちらの方向に舵を切って能力開発しようというときには瞑想を強く推奨したいと思います。
仮にそんなすごい能力が獲得できないとしても副次的に実にさまざまなメリットはあります。
・人生を今よりも楽に生きられる
・苦悩が解消される
・人の仕草、言動からいろいろな情報が読める
これらはほんの一部ですが、危機回避能力などもアップします。
意識というのは通常すごく遅い動きしかできないんですね。
特に想念は遅いです。
瞑想をしていくとその奥にあるすごく速い意識や潜在意識の動きなども感知できるようになりますし、また未来情報や予感のようなものを意識がキャッチできる能力もアップします。
私はこれを直観力(直感ではない)と呼びますが、考えることで予測するというのとは別に、感じることで予測できるという能力も人間にはあるということですね。