魔除けという言葉がよく使われますが、魔が差すなどという他の似た言葉もあります。
魔除けする方法にはどのようなものがあるのかについて説明したいと思います。
人気漫画のドラゴンボールでは神様になるためにピッコロという魔族を自分から追い出したという話がありますね。
実はこのストーリーはかなり真実に近いと思うんですね。
仏教などでは魔について経典などでも出てきます。
かつて仏陀も魔を悟りの障害として戦ったとされています。
魔というのはサンスクリット語で「マーラ」といわれ「魔羅」ともいわれます。
・自分の命を奪うもの
・悟りのための修行を邪魔するもの、煩悩など
というような意味となります。
経典を見ていくと外ではなく自分の内にあるものを魔としています。
魔が差すというのも自分の内に原因があるというような考えになります。
このように魔というのは自分の内にある煩悩に一瞬の判断を狂わされるというような意味になります。
たとえば
・ものすごく大事な場面で一生モノの失言をした
・一瞬の判断ミスで事故になった
・一瞬の判断ミスで自分の欲望に負けた
というような感じのシーンを想定できると思います。
事故を起こしかけるときに何かそのときにそのシーンがスローモーションのようにゆっくりとなるという経験のある人も多いのではないでしょうか?
このときに正しい判断ができれば事故を回避できますが、一瞬なので難しいところですね。
他には禁酒しているのに、仕事で疲れて帰宅していて何気なく飲み屋で飲んでいる人を見ていて、気が付くと自分も飲み屋に入ってしまっていたというのも魔が差したといえるでしょう。
魔除けする方法としてまずはなるべく自分の魔の対象となる言動、行為をする集団に近寄らないということです。
たとえば禁酒しているなら、飲み屋街自体に近寄らないというのも重要ですね。
魔は自分の内部にある原因ではありますが、外からの情報によって内部の魔が喚起されるということで魔が現実化するということもあるので、外からの魔についての情報を遮断するというように意識するだけでもかなり違うでしょう。
ストレスというのは特に精神要素の中でも判断ミスを起こさせやすいです。
他に疲労というのもあります。
よく夜など疲労のたまっている時間帯に何かトラブルが起きて、解決法を考えても二次被害を出すような方法を実行してしまったりすることはあるかと思います。
事故も疲労の出てくる夕方に一番多いといいますが、トラブルについてもまずはリスクの高い時間はあえて放置して翌日に考えるというのも魔除けとしては有効的な方法といえます。
ストレスをためない、疲労も適宜解消していくというのはかなり魔除けでは効果のある方法といえるでしょう。
魔というのは注意不足、集中力の切れたときに起きるものとなります。
勉強の集中力とは違い、日常の集中力ですね。
この根本的な能力アップはやはり瞑想しかないといえます。
瞑想は人間の意識能力を大幅にアップさせていきます。
魔除け能力だけでなく、苦悩を解消したり、願望実現能力もアップします。
魔というのは人間の精神的なことを分析すると集中力の欠如ではありますので、根本的には瞑想をするしかありません。
しかし気功でもある程度魔のエネルギーを解消することは可能だと思います。
魔というのは自分の内部に原因があるとすれば
・記憶
・感情領域
・思考形態
・潜在意識
などに大きくかかわることだと思います。
これらはこのページで解消方法を紹介しています。