因縁というのは運への障害という意味でもよく使われます。
仏教だと「原因、動機づけ、機会」といった意味になったり、あるいは結果を生じさせる直接の原因というような意味となります。
しかし因縁を感じる人というのも少ないわけで、正直よくわからないという人のほうが多いと思います。
私も過去因縁解消をしたこともあるのですが、今回は因縁についてお話ししたいと思います。
因縁でも特に指摘されるのは先祖の因縁ですね。
ですが私も含めて、3代前の先祖となるとほぼ知らないということのほうが多いと思います。
しかしそれ以上前の先祖について特に知る必要もありません。
人間の感情というのも数百年以上も残るものもあり、それほどの年数の先祖を調べられる人のほうが少ないでしょう。
先祖の因縁というとネガティブなイメージの人が多いかもしれませんが、当然良い因縁もあります。
因縁といえば主に先祖の行為、感情などというものが現在の子孫に影響するというような意味ですが、そもそも先祖というのはあなたにとってどういう存在なのでしょうか?
先祖とはいわばあなたのルーツであり、たとえば苗字などは先祖由来のものでもあります。
そして人間の生誕というのは
・あなたの前世までの思考、感情の総合的なデータが残る
・それと引き合う、似ている親の元に生まれてくる
というようなシステムがあります。
つまり因縁というのは自分と似た家系に生まれるからかぶるというのでなく、むしろ前世までの自分由来のものということになります。
ですので因縁を先祖のせいにするのでなく、自分も似たところがあるということで人のせいにしてはいけないものだと思いますね。
たとえば先祖といっても、明治時代初期などは日本人は1000万人前後だったとされます。
おそらく戦国時代などだともっと日本人は少なかったのかもしれません。
とすると先祖といっても、現代の子孫の先祖はかなりかぶるところも多いはずで、そう考えると
・あの人は先祖の因縁が良いので良い人生である
・あの人は先祖の因縁で人生が好転しない
というのも非論理的だとも思いますね。
現代の日本人は思っているよりも実は血のつながりのある人が知らないだけで多いはずなので、そう因縁を気にする必要もないのだろうとも思いますね。
ただやらないよりかはやったほうが良いかもという程度の認識でも良いかと思います。
因縁というのはどういう影響をもたらすのでしょうか?
まずよくあるのは
・金運
・仕事運
・結婚や夫婦運
・子供への影響
というような形をとることが多いと思います。
特に個人的には金運、収入への影響があるように思います。
私も父方、母方の先祖をまとめてきれいにしたことがあります。
そのときはそれなりの深さまで先祖をきれいにしたかもしれません。
特にそのときは何も感じなかったのですが、数ヶ月して仕事が好転し、収入が上がったという結果でしたね。
ですので個人的には金運に影響があるというように考えているわけです。
上でも記載しましたが因縁というのは他ならぬ自分をきれいにすることでもあります。
家系と自分とはエネルギーが引き合う、もっといえば同じところがあるのでそこに生まれたわけです。
そして苗字などに先祖をかぶって生きているわけで、因縁をきれいにすることは、自分をきれいにすることになります。
こうすることで、
・今まで苦手だったものへの苦手意識が減りやる気になる
・無意識に二の足を踏んでいた行動をできるようになる
というような行動制限をかけていたことができるようになるということが最も大きいように思いますね。
自分でその行動をすると人生がうまくいくとわかっていてもできていない、もしくはやっていないことってたくさんあると思います。
それをなぜかやる気になるということで開運になりやすいということだと私は理解しています。
論理的には先祖も死亡後3年ほどで別の人生を生きているわけで、先祖があの世から子孫を救うということは不可能なんです。
そうではなく自分が変わることで人生が変わるということのほうが論理的だと考えています。
ですので先祖の因縁を断ち切る最大の方法は、あなたにこそ鍵があって
・人生にやる気を出す
・前向きになる
・真剣に幸せになると決める
というようなことだともいえるんですね。
先祖の因縁というときに、子孫に直接因縁がついているわけではないという説もあります。
そのためあらためて子孫から先祖にたどるという方法が必要となるので、いつものようにCDなどへのエネルギー受け渡しという方法もすべての因縁に届くかといえばそうもいかないところもあると思いますね。
そのためこちらの方法などでやっていくというほうが良いかと思います。