私のところにも気功師になりたいという相談メールはときどきまいります。
気功というと一般的なイメージでは瞑想、気功のエクササイズの修練を何年もしてはじめて気が出せるようになり、気功師になるまで時間が非常にかかるというような感じでしょうか?
実際に私も気功をはじめるまではこのようなイメージだったのですが、半分は当たっているのですが、半分は外れているというところになります。
今回は気功師になりたいという人のために気功師になるまでの道のりを紹介したいと思います。
みなさんのお近くでもひょっとすれば気功整体、あるいは気功のヒーリング所のようなところがあるかもしれません。
大阪では都市部のほうに行くとしばしば見かけることがあります。
結論からいいますと気功師というのは国家資格にはありませんし、また簿記のような民間資格でもありません。
またどこかの先生やスクールに通い、能力習得をしなければいけないというものでもありません。
生まれつき気功ができるという人もいるわけで、この場合には実は今日から自宅で気功師として開業するというようなことも理屈では可能です。
まず気功師の気というのは何でしょうか?
いろいろな解釈があるわけですが、私が気功をする限りはすべての人間がもともと持つ生命力のようなエネルギーを指すのだと理解しています。
ですので実はすでにみなさんも少しは気功師のいう気のようなものは持っていることになると思います。
気といっても実は気功師によって成分が違うということもわかってきています。
赤外線、磁気、磁力線、低周波、高周波などというように気といっても同じものはないのです。
したがって困り事があってもどの気功師の気を受けると良くなるのか、もしくは最も短時間でヒーリングが完了できるのかというのは違うというようにいえます。
このあたりは下のページでもすでに紹介しました。
気功の修練ですが、気功師として重要な能力を習得する練習をしていくこととなります。
・イメージ
・姿勢を正しくすること
・自身の気の流れを改善すること
・小周天や大周天
気功師によっても気のエクササイズのとらえ方は当然違うのですが、私がおすすめするのはこのあたりです。
気功によるヒーリングというのはいろいろと考え方があるのですが、気を自分で蓄積してそれを出すことでヒーリングするのか、また自分の外側にある気を自分を介してヒーリング対象に出していくのかというような種類もあります。
前者を内気功、後者を外気功というような言い方をすることもありますが、ちなみに私は後者の気功を実践しています。
どちらにしても気功ではヒーリングして良くなったというイメージする能力はかなり使いますし、自分の姿勢が正しくなければ自分自体の気が流れないわけでヒーリングなどはできないものです。
その修練を小周天といいますし、同時に小周天ではチャクラを浄化するという意味もあり、それによって自分の気の流れを効率化してそれによって対象により強く良い気を流すというようにできます。
簡単にいえばまず自分で気功のヒーリングをしていき、自分の気の流れなどがそれなりに良くなるとはじめて対象にも気功師としてのヒーリングができるというようにいっても良いのかもしれません。
さて上でもいいましたように気の質というのは人によってどうも違うようです。
ただしなぜ違うのかというのはよくわかっていない部分もあります。
たとえば先生に気功のエクササイズを教えてもらっても、あなたの生来の気の質、センスが高いといきなり先生の気の質を超えたものが出るということも可能性としてはありえると思います。
ただしよくあるのは先生と似た気の質になることが多いということです。
座学、そしてエクササイズというように気の交流をしてDVDや講義を受けていくので、自然に先生と同じような気の質になりやすいということはいえるかと思います。
一般的には技術的にすごい人から気功も学んだほうが良いといわれますが、今から思えばこのように先生の気の質を受けるために上手な先生から教わったほうが良いとは思います。
ただしそこまで深刻に最初から気功師の先生を探す必要がないのは、最初に習い、後で別の先生に気功を教わると後の先生の気の質に上書きされることが多いということです。
つまり自分が満足するまでいろいろな気功師の先生に教わってブラッシュアップしていくのはありということですね。
ちなみに私も気功は複数の先生に教わっていますので、気の質もブレンドされたようになっていると思います。
気功師になるにはいくつかの方法があります。
大きくいえば
・気功の本やDVDを買って自宅で本の通りに修行してみる
・気功の通信教育を受ける
・気功教室や講座に通学する
ちなみに私の場合は先生について何年か修練をしていますし、今もしています。
毎回まだまだ自分には至らないところがあるなぁと反省することも多いです。
気功の通信教育の費用相場は25万以上となることが多いと思いますが、教室に通学するとなるともっと費用はかかってくるでしょう。
さて気功師になるにはどの方法がおすすめなのかということですが、気功の場合は教室に通うのが最も良いのかもしれませんが、通信教育でも十分に学ぶことができるという感覚です。
気功というのは座学もありますが、実際によくあるのは
・エクササイズ(体操のようなもの)もかなり多い
・その技を通学で一度で覚えられない
・通信教育だとエクササイズを何度も見返せるので習得しやすい
というような理由があるからです。
そのためDVDのように形が残るもので教材として持つほうが習得しやすいと思います。
かくゆう私も気功のエクササイズはなかなか覚えることができず、何度もDVDを見返すこともありました。
そして見様見真似で同じポーズを取ったりして実践形式で覚えていくというようにしていきました。
気功師には真面目に修練していけばなれると思います。
もちろんスキルの差というのは当然あって、達人のような人もいればエクササイズ感覚になってしまうというようなこともあります。
このブログでは初心者として気功師になる、目指すというプログラムはいくつか掲載していますが、気功というのは一気に階段を上がってしまうというような方法もありますが、最終的には自分でもコツコツと修練していくほうが基礎力が違ってきます。
そのため気功師になるというのであれば自宅でコツコツとDVDや通信教育の内容を継続して練習していくということをおすすめします。
もちろん私も毎日のように何かの気功の練習は続けていますが、やるほどに以前はできなかったことができるようになったりというのは喜び、快感でもあります。
そのため気功師として良い通信教育に出会えれば、あと必要なものとしては
続ける力
営業力、ビジネスセンス
というところになってくるかと思います。
続ける力についてはすでに言及しましたが、営業力というととたんに???となる人が多いと思いますので、説明をしたいと思います。
気功師と営業となるとその関係性がよくわからないものです。
ここを見ている人はおそらく今後どうして気功師になろうか、気功を習得していこうかという段階なので営業についてはまだ頭にないかもしれません。
気功師といえば占い師ほどではないですが、仕事を受けるシステムがなければ仮に日本一実はすごい気功師だったとしても生活はできません。
気功師に限らずに開業、起業、ビジネスというのは
・自分を知ってもらって信頼されること
・見込み客を見つけること
・その人たちのニーズにこたえるサービスを用意すること
・リピートしてもらえるように良いサービスを行うこと
というポイントが必要です。
占い師でもそうですが、意外と当たり前のことを習得中は忘れていて、いざ開業となるとどうして展開すれば良いのかさっぱりわからないという人が多いです。
そうして数年経過してサラリーマンやアルバイトの副業ばかりしてしまうということが多いのです。
このブログでは開業プログラムも紹介していきますが、営業といっても外出して個人的に一軒一軒訪問して説明していくことが必要なわけではありません。
簡単にいえば
・ネット上で自分を知る人を確保していく
・賛同してもらえる人を増やしていく
・サービスを紹介して興味を持ってもらう
という当たり前のことをするだけです。
しかしただサイトやブログを作っても、そしてツイッターを始めても、ココナラに登録してもまず生活ができるほどには収入は得られないでしょう。
ココナラを見ると占い師は何人登録されているでしょうか?
占い師も気功師とビジネス上は隣接業界であり、ライバルになります。
その中で生計を立てるとなると相当な見込みの方の人数がいるわけです。
友達が多い、今までの仕事で知り合いが多いというレベルではまったくダメで、数万人単位で知られないとまずまともな収入とはならないでしょう。
その方法を確立しなければいけないわけです。
ほとんどの気功師だけでなく占い師もこの集客というところでつまずくのです。
技術でつまずく人のほうが圧倒的に少ないと思ってもらって良いでしょう。
気功師というのも対面でお客さまと会い、ヒーリングすることも多いわけです。
気功というのはまずは気持ち、そして相手にうまくいきそうと最終的に思わせないといくらエネルギーを入れても多分そう好転しないと思います。
逆にそう思われれば多少エネルギー不足でもやがてその人の力もあって好転していくことが多いです。
そのため
・相手にうまくいきそうと思ってもらえる何か(雰囲気、話の内容、肩書など)
・相手がどのような状態でも相談から逃げない心
・相手の話を聞くことを恐れない心
などが実は非常に重要となってきます。
相談にくるわけで、相手は絶対といって良いほど何かの問題を抱えています。
最初はとにかく、毎日毎日それを聞き、数年もしてくるとどうなるでしょうか?
ここを解消し、クリアするノウハウは絶対に必要です。
自分の心が暗くなれば、まず相手のヒーリングはうまくいきません。
そのため本当の気功師としての修練は開業してからのこのような現場での必要性から行う小周天だったり、大周天だったりします。
このときに行う修練が本当の必要性から出てくるものであり、真剣で身になるものだといって良いかと思います。