脳波でシータ波というものがあります。
以前の動画でシータ波について少し触れたものもアップしたのですが、シータ波というのは願望実現ができる脳波ともいわれています。
今回はシータ波になる方法についてお話ししたいと思います。
シータ波とはアルファ波よりも深いリラックス状態とされます。
周波数でいうと4Hz(ヘルツ)から8Hzあたりとされています。
非常に周波数が低いわけで、アルファ波よりも低い周波数となります。
脳科学的にも海馬でシータ波が観測されたというものもあり、海馬は記憶を行う器官でもありますが、これによって海馬新生ニューロンの分化が起きるとされています。
要するに新生ニューロンが増加するということですね。
学習すると頭が良くなるとされますが、その仕組みはこのニューロンの増加にあるとされます。
ストレス状況下ではこのニューロンが減少するわけですが、精神疾患でもこの症状が出るとされます。
そして精神疾患の人に対してこのシータ波による海馬の新生ニューロンの増加を促すという研究もされています。
要するにシータ波の脳波の発生によって海馬が活性化されて記憶力がアップしたりするということですね。
つまり頭が良くなる1つの条件でもあるということになります。
シータ波というのはたいていの人は毎日といって良いほど経験しているものです。
睡眠に入るときのうとうととした状態でシータ波になっているんですね。
睡眠ではデルタ波になりますが、その前の段階にシータ波を経由します。
そのときの感覚ってわかりますか?
すぐに眠るのでわかんないという人も多いかもしれませんね。
私も何度かしかその段階で覚醒できていないのですが、いろいろと面白いことが起きますね。
他にもシータ波に移行するときもあります。
・楽しいことに熱中、夢中になっているとき
・新しいことに取り組み夢中になるとき
新しいことに取り組むと学習しようとするので海馬が活性化されてシータ波になるという現象が起きます。
睡眠直前ということで誰でもシータ波は経験しているものの、シータ波に思い通りに入ったりするとなるとかなりの練習を通常は必要とします。
このシータ波移行への練習は瞑想で行います。
瞑想では集中するのですが、同時にすべての想念を止めて、極力リラックスさせます。
呼吸も自然に任せ、意識の力も極力抜くという感じです。
集中しているのに超リラックスというのは巨大な逆説で、これによってシータ波移行の練習にもなるんですね。
私は瞑想を18年ほどしていますが、それでも毎回シータ波に移行できていることはありません。
それほど通常は脳波の使いこなしというのは難解なんですね。
私の場合、この段階でよく違う人の人生を経験することが何度かあるんですね。
毎日のように同じ室内を歩いた記憶などが急に出てきたりします。
他にも何度かシータ波状態であろうときに、急にこの人生では少なくても知らない体験をしているのを感じるときもあります。
これが前世なのかどうかは証明のしようもないので放置するとして、大事なことは意識の機能がある種の麻痺状態のようになり、その奥にある何かの意識が露出してくるということです。
このようなことから潜在意識とアクセスできる脳波だといわれたりもします。
以前引き寄せについてお話ししました。
この中で引き寄せがうまくいかない原因について言及していますが、中でも最大の原因といって良いのはこのシータ波に移行できていないことだといえます。
ただし当時はシータ波について触れられていません。
ただシータ波の状況になって
・願望を意識する
・さらにイメージする
などは結構大変なんですね。
すでに意識が緩和されていて眠る直前なので、うっかりすると眠ってしまっていたりもします。
ですのでシータ波にとどまり、非常に眠くても何とかイメージを続けるという気力のようなものもいりますね。
私の場合はやはり気功、エネルギーを使用します。
たとえばシータ波になるエネルギーを事前に用意しておき、それを任意のときに発動させるという形です。
引き寄せをしている人だとエネルギーをお渡しもできるので、引き寄せのときにだけ使用すると良いかと思います。
ただ異様に眠くなるので運転中、また日常では向きません。
もし開運系の他のエネルギーもという場合はエネルギーは別のものに受け取るようにしてください。